取り消し申請が来たら、出品者は取引メッセージで届いたかを聞く

取り消し申請の知らせが来たら、出品者は取引メッセージで、購入者に品物が届いたかを聞きます(メルカリ 受取評価がされない)。

取り消し申請を受けた出品者が何を押せばいいかを名指ししたヘルプは無く、ヘルプ「受取評価/評価がされない」からは、出品者が押して応じるボタンは無いと読めます。出品者向けの節にあるのは取引メッセージで相手に確かめる案内で、自動の完了を止める「取引を自動完了しない」ボタンは書かれていないからです。

取り消し申請が来た出品者がやること
  1. 取引メッセージを1通送り、品物が届いたかを購入者に聞く
  2. 返事が無いまま期日を過ぎても取引が完了しなければ、取引画面の「受取評価を依頼する」から事務局に頼む
  3. 取引が完了したら、「おさいふ」の残高履歴で売上金が入ったかを見る

キャンセルされたのか:「同意する」「同意しない」が出ているかで見分ける

取引画面に「同意する」「同意しない」が出ていなければ、届いたのはキャンセル申請ではありません。キャンセル申請は、取引画面の最下部の「この取引をキャンセルする」から申請フォームで出す物で、申請を受けた側の画面にこの2つのボタンが出ます。キャンセルには双方の合意が要ります。ただし、出品者が「返品しない」を選んで申請し、購入者が24時間たっても選ばなかったときは、合意が無いまま自動でキャンセルが成立します。

取引のキャンセル方法を書いたヘルプに、「自動取引完了の取り消し」という言葉は出てきません。

1通に書くこと

メルカリ便なら、配送状況は取引画面で見られ、伝票番号を使えば配送会社のサイトでも確かめられます。

らくらくメルカリ便とゆうゆうメルカリ便の「配達済み」は、ポストや宅配ボックスに入れた時点でも出る表示です。購入者がポストを見る前に「配達済み」になっていることもあるので、1通では「配達済みになっていますが、お手元に届いていますか」のように、届いたかだけを聞きます。

到着を確かめる前に、受取評価をお願いする文は書かないでください。出品者が商品の到着前に受取評価を促すことは、ヘルプ「メルカリが用意した取引の流れに沿わない行為」で違反の1つに挙がっています。事務局が禁止行為と判断すれば、取引キャンセル・商品削除・利用制限などの措置を取る場合がある、とも書かれています。

取り消し申請の後に送る1通
  • 配送状況を見るメルカリ便なら取引画面で見られる
  • 「配達済み」はポストでも出るらくらく・ゆうゆうメルカリ便のとき
  • 届いたかだけを聞く「お手元に届いていますか」
  • 受取評価のお願い到着前に促すのは違反の1つ×

購入者から何も来ないとき

取り消し申請だけが来て、購入者からの取引メッセージが1通も無い取引でも、出品者から1通送ります。ヘルプの案内は、受取評価が行われないときに、まず取引メッセージで取引相手に確かめる、という形だからです。

送っても返事が無いまま期日を過ぎたときの手は、「受取評価されないまま期日を過ぎたら」の項にまとめました。

自動取引完了はいつ?13時以降で、日は配送方法で違う

自動取引完了は、購入者が受取評価を行わない可能性があると事務局が判断したときに、取引を自動で完了させ、出品者に売上金(ヘルプの言葉では販売利益)を入れる仕組みです。らくらくメルカリ便は「配達完了」から2日後、ゆうゆうメルカリ便とその他の配送方法は発送通知から9日後の、どちらも13時以降に自動で完了します。

配送方法数え始め自動で完了する日時
らくらくメルカリ便「配達完了」になった日2日後の13時以降
ゆうゆうメルカリ便・その他の配送方法発送通知をした日9日後の13時以降

2026年10月に見た、ヘルプ「受取評価/評価がされない」の書き方です。

この記事では、表の日時を期日と呼びます。「発送通知から8日後」は、公式コラムが、出品者が事務局に取引完了を頼める条件の1つとして書いている日で、自動で完了する日ではありません。「配送方法を問わず9日後」は、保存サービス(Internet Archive)に残る2025年9月15日のヘルプの書き方です。「受取評価/評価がされない」の今のページは配送方法で日を分けていますが、ヘルプの別のページには9日後の一本の書き方が今も残っています。

ヘルプ「取引相手と連絡がとれない」は、今も配送方法を分けずに「発送通知をした日から9日後の13時以降」と書いています(メルカリ 連絡がとれない)。このページに、らくらくメルカリ便の2日後の記述はありません。

受取評価を早めてもらうための催促の文例は、メルカリで受取評価されない時の対処法にあります。

延長された取引:延びる日数と回数はヘルプに無い

延長についてヘルプにあるのは、購入者から取引メッセージで連絡があったときや、事務局に相談があったときに、自動評価の期間は「延長される場合がある」という注記だけです。何日延びるか・何回まで延びるかは、どのヘルプにも書かれていません。

延長は最大7日、と言い切った説明を見かけても、その日数はヘルプにありません。

公式コラムも、発送通知から9日後を過ぎても、メッセージのやり取りが続いている取引や商品に不備がある取引は自動で完了にならないことがある、と書いています(掲載当時の内容という注記つき)。

受取評価されないまま期日を過ぎたら「受取評価を依頼する」

期日を過ぎても自動で取引が完了しないときは、取引画面に出る「受取評価を依頼する」ボタンから、事務局に取引完了の手続きを頼めます。頼んだ後は事務局が取引を確かめて購入者に対応を促すため、時間がかかる場合がある、というのがヘルプの書き方です。それでも購入者の受取評価が無ければ、事務局が取引を完了します。

期日を過ぎても完了しないときの流れ
  1. 期日自動で完了するはずの日時配送方法で違う(上の表)
  2. 期日の後取引画面から事務局に頼む「受取評価を依頼する」
  3. 依頼の後事務局が購入者に対応を促す時間がかかる場合がある
  4. 促した後事務局が取引を完了するそれでも受取評価が無いとき

取り消し申請が来た取引でも、期日を過ぎて完了していなければ、取引画面を開いて「受取評価を依頼する」が出ているかを見てください。

頼むたびに、購入者に連絡したので待ってほしいという返事が届くなら、事務局が購入者に対応を促している段階です。事務局の返事は、アプリの「お知らせ」とメールに届きます。

取引について事務局に問い合わせるときは、困りごとに合うガイドの最下部の「お問い合わせはこちら」から、問い合わせフォームで送ります。電話の窓口はありません。

購入者が自動取引完了を止める・延長するには

虫眼鏡で疑問符をのぞき込む手

止めるのは、購入者が押す「取引を自動完了しない」ボタンです(メルカリ 受取評価の手順)。商品が届かない、商品の状態をまだ確かめられていないなど、取引を完了できない事情があるなら、このボタンで自動取引完了を止め、取引メッセージで出品者に相談します。お客さま同士で解決が難しいときは、事務局に問い合わせます。

「取引を自動完了しない」ボタンはどこ?

ボタンの案内があるのは、ヘルプ「受取評価/評価の手順」と「商品が届かない」のページです。どちらにも、ボタンが画面のどこに出るか・いつから押せるかは書かれていません。

「商品が届かない」のヘルプのよくある質問は、事務局から受取・評価を促す通知が来たとき、通知の後も受取評価が無ければ事務局が自動で取引を完了する、と書いています。ボタンで止めるのは、届いていない場合です。

返品のために品物を出品者へ送り返している途中なら、受取評価はしないでください。取引が完了すると、取引キャンセルができなくなるからです。送り返していることは取引メッセージで出品者に伝え、解決が難しければ事務局に問い合わせます。

ボタンが見つからないときは、アプリを最新にすることと、取引画面を開き直すことを試してください。

延長のやり方は?押すと止まる物・止まるとは限らない物

購入者が自分で期限を延ばすボタンは、ヘルプのどこにも書かれていません。書かれているボタンは自動の完了を止める「取引を自動完了しない」で、延ばす操作とは別の物です。

取引メッセージで連絡したり事務局に相談したりすると、自動評価の期間が延長される場合がある、とヘルプは書いています。事務局から届く、受取や評価を促す通知は、あんしん・あんぜんのための仕組みで、止められません。

届いていないなら、取引メッセージを送るだけで済ませず、「取引を自動完了しない」を押して止めます。メッセージでの連絡は延長される場合がある、という書き方なので、送っただけでは自動の完了が止まるとは限りません。

届いてないのに取引完了になったとき

届いていないのに取引が自動で完了したときは、購入者が、困りごとに合うガイドの下にある問い合わせフォームから事務局に問い合わせます。出品者向けのヘルプも、自動で完了すると問題がある場合は購入者から事務局に問い合わせるよう伝えてほしい、という書き方です。

購入者向けの「商品が届かない」のヘルプにあるのは、完了の前にボタンで止めるところまでで、完了した後の手順は載っていません。完了した取引は取引キャンセルができず、取引メッセージも、最後のメッセージから2週間以上たつと使えなくなります。

売上金を受け取るまで

スマートフォンの画面を見ながら考え込む人

取引が完了していない間は、早期受取を使っていなければ、売上金はまだ残高に入りません(メルカリ 販売利益の反映)。購入者の支払い方法による違いはありません。

売上金は取引が完了した時に入る(早期受取を除く。自動で完了したときも。残高履歴で見る)

自動で取引が完了したときも、完了にともなって出品者に売上金が入ります。入ったかは、「おさいふ」から「残高」、「残高履歴」の順に開いて見ます(画面によっては「売上」「売上履歴」)。

ただし、早期受取で完了の前に売上金を全額受け取っていた取引は、完了の時にはもう入りません。上限で一部だけ受け取った取引は、残りが完了の時に入ります。残高履歴と売上履歴の画面の開き方は、メルカリの売上履歴・販売履歴を確認する方法にまとめています。

配達済みから24時間で受け取れる早期受取

らくらくメルカリ便かエコメルカリ便の取引なら、取引の完了を待たずに売上金を受け取れる早期受取が使えます。

見る所早期受取(鑑定を使わない取引)
配送方法らくらくメルカリ便・エコメルカリ便
ボタンが出る時「配達済み」から24時間後(「販売利益を受け取る」ボタン)
出品者レベル4以上
本人確認アプリでかんたん本人確認が済んでいる
受け取れる額最大5万円

あんしん鑑定を使う取引は、ゆうゆうメルカリ便も対象になり、上限は最大10万円です。

条件を満たしていても、利用状況によっては使えない、とも書かれています。早期受取で受け取っても取引はまだ完了していないので、完了するまでは取引キャンセルができ、購入者と出品者の評価も欠かせません。出品者が長く評価をしないと、警告や利用制限の対象になります。

返事が来たら、中身で次の手が分かれる

メルカリ便の取引で購入者の返事が「届いていない」なら、取引画面の配送状況が「配達済み」か「調査中」かで手順が分かれます(メルカリ 届かないと言われた)。「傷がある」「説明と違う」でキャンセルや返品を頼まれたなら、どちらも双方の合意が前提です。ただし、出品者が「返品しない」を選んでキャンセルを申請し、購入者が24時間たっても選ばなかったときは、合意が無いまま自動でキャンセルが成立します。

「届いていない」と言われたら、配送状況を見る
取引画面の配送状況は「配達済み」か「調査中」?メルカリ便の取引のとき
はい→
家族・住所を確かめてもらう見つからなければ出品者が配送会社へ
いいえ↓
到着まで待ってもらうどちらでもなければまだお届け中

※ 傷・説明との違いで返品を頼まれても、返品は出品者の同意が前提

届いていないと言われた

メルカリ便で、配送状況が「配達済み」か「調査中」でなければ、品物はまだお届け中なので、到着まで待ってもらうよう購入者に伝えます。

「配達済み」なのに手元に無いと言われたら、同居の家族などが受け取っていないかと、登録住所に誤りが無いかを、購入者に確かめてもらいます。それでも見つからなければ、配送会社に問い合わせるのは出品者の側です。らくらくメルカリ便とゆうゆうメルカリ便は、ヘルプのページの「配送状況を確認する」「お問い合わせする」から進めます。

メルカリ便以外の配送方法なら、登録住所が沖縄・北海道・離島などの一部地域に当たらないか、荒天や大型連休の影響が無いか、配送先の住所に誤りが無いかを見ます。どれにも当たらなければ、ヤマト運輸・日本郵便・佐川急便のうち使った配送会社で配送状況を確かめ、要るなら問い合わせます。

品物が届いていないときは、事務局は配送状況を調べません。よくある質問が「配送状況の調査はメルカリで対応ができません」と答え、自分で配送会社に問い合わせるよう案内しているからです。届いた品物の破損や説明との違いでお客さま同士で解決できないときは別で、メルカリ便なら事務局が配送状況の調査や商品の状態の確認をして、補償できるかを案内します。

このまま自動で完了すると困ると言われたら、購入者から事務局に問い合わせてもらうよう伝えます。

傷や説明との違いで、キャンセルや返品を頼まれた

取引のキャンセルは、取引が完了する前に、双方の合意で進める物です。

届いた品物に説明と違う点や不備があったとき、購入者は評価をせずに出品者へ商品の状態を伝えて相談する、とヘルプは案内しています。イメージと違う・実寸の誤差のような購入者都合の返品は、出品者と購入者の合意がある場合を除いて禁止です。

お客さま同士で解決できないときは、購入者の手元に届いてから14日以内に問い合わせると、事務局が利用状況に応じて補償の対応ができるかを調べます。申請が来たときに同意するか・しないかの分かれ道は、メルカリのキャンセル申請に同意しないとどうなる?断り方と例文にまとめています。

ペナルティや評価はどうなる?

発送・受取・評価をわざと進めないことは、迷惑行為として警告や利用制限の対象になります(メルカリ 事務局の通知)。

受取評価をしないまま待つとペナルティはある?

購入者の側では、トラブルが無いのに受取評価をしないことが、ヘルプ「禁止されている行為」の一覧に載っています。受け取りと商品の状態を確かめたら、すぐに評価するよう案内されています。

品物が届かないなどの事情があって待つなら、「取引を自動完了しない」で止めて取引メッセージで出品者に相談する、というのがヘルプの流れです。出品者の側では、発送遅延・連絡無視などの進行中の取引の放棄と、評価方法の指定が、同じ一覧に載っています。

事務局が禁止行為を確かめたときは、警告か、一定期間か無期限の利用制限を行います。利用制限の期間は違反の内容で決まり、期間が決まっている物・本人確認などで解除を判断する物・無期限の3段階です。制限の中身は、キャンセルのペナルティの記事にまとめています。

取り消し申請された出品者にペナルティは付く?

取り消し申請を受けた出品者の扱いを名指ししたヘルプは無く、禁止行為の一覧からは、取り消し申請を受けたこと自体はペナルティの理由に当たらないと読めます。一覧には、購入者から取り消し申請を受けたことも、その取引を持つ出品者のことも書かれていないからです。

自動取引完了で評価はどうなる?

評価は、購入者と出品者がそれぞれ評価して取引が完了した時点で、お互いの分が同時に公開されます。受取評価だけの状態では、評価の中身は見えません。

自動で完了した取引に評価が付くか、後から付けられるかは、ヘルプに書かれていません。付けられた評価が悪かったときに消せる条件は、悪い評価をつけられたときの記事にまとめています。

まとめ

まとめ
  • 取り消し申請が来たら、出品者は取引メッセージで購入者に品物が届いたかを聞く
  • 取引画面に「同意する」「同意しない」が出ていなければ、キャンセル申請ではない
  • 自動取引完了は、らくらくメルカリ便が配達完了から2日後、ゆうゆうメルカリ便・その他が発送通知から9日後の、どちらも13時以降
  • 延長はヘルプに「される場合がある」とあるだけで、延びる日数・回数・上限は書かれていない
  • 期日を過ぎても完了しなければ、取引画面の「受取評価を依頼する」で事務局に頼める
  • 購入者が止めるのは「取引を自動完了しない」ボタンで、延ばすボタンはヘルプに無い
  • 早期受取を使っていなければ、売上金は取引が完了した時に残高へ入り、自動で完了したときも同じ

取引画面で配送方法と数え始めの日を見て、期日を過ぎても返事が無く完了もしていなければ、「受取評価を依頼する」が出ているかを見てください。

決まりはメルカリのヘルプなどの公式の資料(本文のリンク)で確認しています。書き方が変わることがあるので、操作の前に出典のページを見てください。

更新内容(2026-10-23): 早期受取で上限まで一部だけ受け取った取引は、残りが取引完了の時に入ることを足しました(今のヘルプの書き方に合わせました)。